病理学 pathology とは、
ギリシャ語の’pathos(病気)’と”logica(学問)”という
言葉に由来し、その名の通り「病気の理(ことわり)」を
究明する学問です。

歴史的には、肉眼病理から始まり、顕微鏡や電子顕微鏡といった観察機器の発明、および組織を薄く切る技術(切片作製技法)や、いろいろな組織を染め分ける技術(染色法)の開発によって、細胞病理学という概念が広まり、形態病理学が確立されました。
今日では遺伝子という概念がさらに加わり、遺伝性疾患に限らず全ての病気について、遺伝子の観点から病気の発生メカニズムや、病態を追求する分子病理学という領域が確固たる地位を得ています。
いろいろな検査方法、機器の発明によって病理学の対象とする領域は時代とともに増加しています。

中部パソロジーでは、
認定病理検査技師、細胞検査士、2級臨床検査士(病理学)
及び営業、集配などの経験豊富な専門スタッフが、
下記の目標に取り組みます

1. 地域の医療機関と密に連携して臨床情報を共有し、
   精度の高い検査と迅速性を目指します
2. 精度の高い検査のために、正確な検体処理と標本作製、
   安定した染色性などを追求します
3. 細胞診と組織診の互いの利点を生かした総合的検査を心がけます
4. 集配担当者と検査担当者は同一フロアーで業務を行い、
   検査と営業は常に協力・連携します
5. 各種臓器の専門家へのコンサルテーションも頻繁に行い、
   病理医間の協力ネットワークの構築を目指します。
6. 認定病理検査技師や細胞検査士、各種資格取得にも
   十分なサポートを致します。
7. 地域の勉強会・研究会にも会場を提供し、
   開かれた病理センターを目指します。